【スピナーベイト】吉見の正体は?目的や三井に近づいた理由を解説

ドラマ

ドラマ「スピナーベイト」で、主人公・三井宏太の前に突然現れた謎の男・吉見。連続殺人犯のものだという手帳を持ち、事件の情報を三井へ伝える一方、500万円もの大金を渡してスピナーベイトの内部へ踏み込ませるなど、その行動には不可解な点が少なくありません。

しかし第9話では、吉見自身が連続殺人事件の最初の2人を殺害した人物だったことが判明しました。さらに、妊娠中の妻とお腹の子どもを失った過去や、高橋を最後の復讐相手として狙っていたことも明らかになっています。

そして第10話では吉見が大悟へ接触し、上田家と第三の事件の真相へ迫ります。「正義の味方」を名乗っていた吉見自身が復讐によって殺人犯になっていたことが、この人物を理解する最大のポイントです。

ここでは、吉見が何者なのか、なぜ三井に近づいたのか、500万円や亀貝との関係、第9話・第10話で明らかになった真相まで整理します。

スピナーベイト吉見の正体と目的は?

スピナーベイトの吉見は、序盤では「連続殺人犯の手帳を拾った謎の男」として登場します。三井に危険を知らせ、事件解決へ協力しているように見えたため、長く味方のような立ち位置で描かれていました。

ところが第9話で、その見方は大きく覆ります。連続殺人事件の最初の2件を起こした人物は吉見自身でした。吉見を理解する鍵は「正義」と「復讐」を分けて考えることにあります。

吉見の正体は?元刑事で連続殺人事件の犯人だった

吉見は三井がスピナーベイトの関係者だと見抜き、連続殺人事件に関係するとされる手帳について話した人物です。当初は素性不明でしたが、第6話では三井から正体を問い詰められ、自分が元刑事であることを明かしました。

さらに第9話では、吉見の妻・スズカが死亡した後、吉見が警察を辞めて独自に事件を調べていたことが明らかになります。

そして、連続殺人事件の被害者である市川亜矢と二宮浩司を殺した人物が吉見自身だったことも判明しました。序盤の「連続殺人犯の手帳を拾った人物」という説明だけでは見えなかった、本当の正体が第9話で明かされたのです。

吉見の目的は連続殺人犯を捕まえることではなかった

序盤の吉見は連続殺人事件を調べ、スピナーベイトや亀貝の情報を集めていたため、犯人を捕まえようとしているように見えました。

しかし第9話で分かったのは、吉見自身が復讐のために市川と二宮を殺害していたという事実です。吉見が追っていたのは「自分以外の連続殺人犯」だけではなく、自分の妻を死に追いやった事件の黒幕へたどり着くための情報でもありました。

その先にいたのが高橋です。吉見の本当の目的は、妻とお腹の子どもを失う原因となった人物たちへの復讐でした。

吉見は味方なのか怪しい人物なのか?

三井にとって吉見は、危険を教え、時には助けてくれる頼れる大人にも見えていました。一方、大悟は早い段階から三井に対して吉見と関わらない方がいいと忠告しています。

第9話では、高橋を拘束していた人物が吉見であり、吉見自身が市川と二宮を殺害したことも明らかになりました。さらに高橋へ拳銃を向けますが、三井が駆けつけて銃を奪ったことで、高橋の殺害は止められます。

吉見は三井を助けながらも、自分の復讐のために三井を利用していました。「味方か敵か」だけでは割り切れず、被害者であると同時に加害者でもあることが吉見という人物の大きな特徴です。

スピナーベイト吉見はなぜ三井に近づいた?

第9話によって、吉見がなぜ数多くのスピナーベイトメンバーの中から三井へ接触したのかについても、新たな意味が明らかになりました。

三井はスピナーベイトの中でも暴力に染まり切れず、序盤ではポイントもゼロでした。そんな三井を吉見は500万円で序列トップへ押し上げ、亀貝や組織の深部へ近づくために利用します。

しかし第9話では、それだけではない理由が判明します。吉見は最終的に、三井なら自分を殺してくれるかもしれないと考えていたのです。

吉見が三井を選んだ本当の理由は?

三井はスピナーベイトに所属しながら、犯罪者を恐喝してポイントを稼ぐ行為に積極的ではありませんでした。吉見はそんな三井を利用し、亀貝や高橋へ近づいていきます。

そして第9話で三井から「なぜ自分に目をつけたのか」と問われた吉見は、自分を殺してくれそうだと思ったからだという本心を明かしました。

高橋の殺害を止めた三井へ、吉見は自ら拳銃を向けさせます。しかし三井は引き金を引きませんでした。吉見は三井を事件へ近づける協力者としてだけでなく、自分自身を終わらせる存在としても見ていたことになります。

吉見が三井に500万円を渡した目的とは?

吉見の大胆さを象徴するのが500万円です。吉見はその金を利用し、三井をスピナーベイトの序列トップへ押し上げる作戦を立てました。三井は500万円の罰金を納めたという形で一気に大量のポイントを獲得し、それまでの単独最下位から状況を一変させます。

500万円の役割は、三井をスピナーベイトの中心へ押し上げ、元締めの亀貝を誘い出すことでした。吉見はスピナーベイトの序列そのものを利用し、三井を事件の中心へ投げ込んだのです。

吉見が亀貝を誘い出そうとした理由は?

亀貝はスピナーベイトの元締めであり、連続殺人犯を執拗に追っている人物です。吉見は三井をトップへ上げることで亀貝の関心を引き、実際に接触へ成功しました。

第5話では亀貝から犯人を追う理由を聞き出しますが、その説明には矛盾があると判断しています。

さらに第7話では吉見が亀貝と行動を共にし、第8話では三井とともに亀貝の事務所へ忍び込みます。そこでVHSの段ボールの中に隠されていた大量のスピナーベイトのリストを発見し、連続殺人事件の被害者2名のリストを探しました。

その結果、市川と二宮が高橋とつながっていた事実へ近づいていきます。吉見が知りたかったのは、妻を死に追いやった出来事とスピナーベイトがどこでつながっているのかという点だったのです。

ハルオを動かしていたのも吉見だった?

第7話でハルオは、復讐サイトを通じて「魚のバッジを付けた高校生」を狙うよう依頼されていたことが分かりました。その後、ハルオの持ち物から吉見につながる手掛かりも見つかっています。

第9話までの展開を振り返った報道では、ハルオを動かしていたのも吉見だったと整理されています。吉見はハルオを使ってスピナーベイト側を揺さぶりながら、亀貝や高橋へ近づいていたと考えられます。

スピナーベイト吉見の本当の目的をネタバレ解説

第9話「幸福論」では、これまで原作を読まなければ分からなかった吉見の過去と復讐の理由が、ドラマ版でも明らかになりました。

吉見の本当の目的は、妻とお腹の子どもを死に追いやった人物たちへの復讐です。市川と二宮を殺害し、最後には2人を当たり屋へ利用していた高橋本人を狙っていました。

吉見が殺人を起こした本当の理由は?

吉見の妻・スズカは妊娠していました。吉見を車で迎えに向かっていた際、道路へ飛び出してきた人物を避けようとして事故に遭い、妻とお腹の子どもが亡くなります。

その背景にいたのが、市川亜矢と二宮浩司でした。2人は高橋に利用され、スピナーベイトのポイントを稼ぐための当たり屋をさせられていました。

妻を失った吉見は警察を辞めて独自に調査し、市川と二宮を復讐のために殺害します。さらに二宮から高橋の関与を知り、最後の復讐相手として高橋へたどり着きました。

吉見と高橋の関係は?第9話で復讐の真相が判明

高橋は、スピナーベイトで捕まえた犯罪者を利用して自分のポイントを稼いでいました。市川と二宮にも当たり屋をさせ、その結果として吉見の家族が事故に巻き込まれます。

そのため吉見にとって、市川と二宮だけでなく、その行動を仕組んだ高橋も復讐の対象でした。

第9話で吉見は高橋を拘束して拳銃を向けます。しかし三井が止めに入り、高橋を殺すことはできませんでした。

吉見と亀貝・スピナーベイトの関係は?

吉見はスピナーベイトのメンバーでも亀貝の仲間でもありません。むしろ、組織を利用しながら自分の復讐の真相へ近づいていました。三井をトップへ押し上げたのも、亀貝へ接触したのも、その流れの中にあります。

一方で亀貝も連続殺人犯を必死に追っており、一時的には吉見と目的が重なっていました。同じ事件を追っているように見えても、吉見と亀貝は全く別の事情を抱えていたのです。

第10話で吉見は大悟へ接触!上田家の真相へ

第9話の最後、吉見は上田大悟の前に姿を現します。続く第10話では、大悟が吉見と思われる男とともに姿を消し、橋脚の土手で吉見と大悟が向き合う展開となりました。

吉見が大悟へ接触したのは、自分が殺していない第三の事件と、上田順平をめぐる真相へ近づいたためです。第10話では、順平が第三の被害者であり、上田家がその死を連続殺人事件へ紛れ込ませていた真相が明らかになります。

吉見は最初の2人を殺した犯人でしたが、第三の事件だけは自分の犯行ではありませんでした。ここで、これまで一つの「連続殺人事件」に見えていた事件が、実際には別々の殺人によって構成されていたことが分かります。

吉見の結末は?第10話までの展開を解説

吉見は妻と子どもを失った復讐として市川と二宮を殺害しましたが、高橋への最後の復讐は三井によって止められました。

その後は第三の事件の真相を追い、大悟へ接触します。そして上田家が隠してきた秘密へたどり着きます。

第10話では、上田家の真相へ踏み込んだ吉見が、最終的に父・上田伸二に撃たれる展開まで描かれます。妻子のために復讐を始めた吉見が、今度は家族を守ろうとする伸二の暴力に巻き込まれるという皮肉な結末になりました。

原作とドラマの吉見の真相はほぼ同じ?

原作では、吉見自身が市川亜矢と二宮浩司を殺した人物であり、妻子を失った復讐として高橋も狙っています。そして第三の事件は吉見とは別の人物による犯行でした。

ドラマ版でも第9話・第10話で、この核心部分がほぼ同じ形で描かれています。吉見による最初の2件の復讐殺人、高橋への復讐、上田家で起きた第三の事件という二重構造が、ドラマでも明らかになりました。

まとめ

スピナーベイトの吉見の正体と目的について、重要な点をまとめます。

  • 吉見は「連続殺人犯の手帳を拾った謎の男」として登場しました。
  • ドラマ第6話では、吉見自身が元刑事であることを明かしています。
  • 第9話で、市川亜矢と二宮浩司を殺した人物が吉見自身だったことが判明しました。
  • 吉見の妻・スズカとお腹の子どもは、高橋が市川と二宮にさせていた当たり屋による事故で亡くなりました。
  • 吉見は妻子を失った復讐として市川と二宮を殺害しました。
  • 最後の復讐相手として高橋も狙いましたが、三井によって止められました。
  • 500万円は三井を序列トップへ押し上げ、亀貝やスピナーベイトの深部へ近づくために利用されました。
  • 吉見が三井へ近づいた理由には、自分を殺してくれそうだと考えていたこともありました。
  • 第9話までの展開では、ハルオを動かしていたのも吉見だったことが示されています。
  • 第10話では吉見が大悟へ接触し、第三の事件と上田家の真相へ迫りました。
  • 第三の被害者・順平は吉見が殺した人物ではありません。
  • ドラマ版でも、吉見の復讐殺人と上田家の事件という二重構造が明らかになりました。

吉見は三井を助ける頼れる大人に見えましたが、実際には自分の復讐を進めるために三井やスピナーベイトを利用していました。

「正義の味方」を名乗っていた吉見自身が、家族を失った悲しみと復讐によって殺人犯になっていたことが、この人物最大の真相です。

第9話で吉見自身の犯行と動機が明らかになり、第10話では第三の事件と上田家へ物語がつながりました。吉見の行動を追うことで、「スピナーベイト」が描いてきた正義と復讐、そして他人を利用する暴力の連鎖がよりはっきり見えてきます。

参考情報(記事作成時に確認したページ)

  • ドラマ「スピナーベイト」公式サイト|NBCユニバーサル
    第1話〜第10話の公式あらすじ、吉見健太郎の人物設定、放送・配信情報を確認しました。第10話では、大悟が吉見と思しき男と姿を消し、橋脚の土手で吉見と大悟が向き合う展開を確認しました。
  • WEBザテレビジョン|第9話レビュー
    吉見が高橋へ拳銃を向け、三井が銃を奪って殺害を止めたことや、吉見が三井へ近づいた理由として「自分を殺してくれそうだと思った」と明かした展開を確認しました。
  • WEBザテレビジョン|第9話「吉見が黒幕となった壮絶な過去」
    吉見の妻と子どもを失った過去、高橋との対峙、第9話終了時に吉見が大悟の前へ現れる展開を確認しました。
  • Real Sound|「スピナーベイト」は今夏イチのダークホース!
    第9話までの内容を総括した記事で、吉見が連続殺人事件の犯人だったこと、妻を死に追いやった高橋への復讐が目的だったこと、ハルオを動かしていたのも吉見だったことを確認しました。
  • ドラマ「スピナーベイト」公式X|第10話関連投稿
    第10話で「上田家の謎の全てが明らかに」と告知され、吉見が大悟へ接触する展開が重要なポイントとして案内されていることを確認しました。
  • フジテレビ「スピナーベイト」番組公式ページ
    第11話「青春」の公式あらすじで、大悟の転校と順平の死が物語上の確定事項として扱われていることを確認しました。
  • FOD「スピナーベイト」作品ページ
    第10話「座して死を待つな 立ち上がって殺せ」の配信開始と作品の最新配信状況を確認しました。
  • TVer「スピナーベイト」
    第9話・第10話の見逃し配信状況と公式エピソード情報を確認しました。
  • DramaWaves|原作「スピナーベイト」のネタバレ&結末
    原作における吉見の復讐、市川・二宮の殺害、高橋との関係、第三の事件と上田家の真相などをドラマ版と比較する補助資料として確認しました。
  • ciatr|ドラマ「スピナーベイト」犯人・原作ネタバレ
    第9話で明らかになった市川・二宮と吉見の妻の事故、吉見が2人を殺害した経緯など、ドラマの詳細を照合する補助資料として確認しました。

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